創業元治元年 小林工務店(株式会社小林工務店)

現在、伝統と呼ばれる仕事もその昔は先端の科学であり、また文化でした。私たちは、その先人が残してくれた有形無形のものを大切にしながらも、一方で、日々進化する科学、文化に真摯に目を向け、その成果を取り入れながら現代の暮らしに相応しい住まいづくりに努めています。 『伝統と科学で暮らしを豊かに』は、伝統の技術・文化と先端の科学・文化、Arts & Scienceのどちらも大切にしながら『百年先に伝統と呼ばれる仕事して行こう!』という私たちのメッセージです。
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BLOG  2017-05-05 (金)

都大路よもやま話【大和路の旅 最終日】

二日目の朝、清々しい気分で6時に自然と目が覚めました。

朝食後、チェックアウト。

「お山へ挨拶をして帰られると良いでしょう」との

お宿のおかみさんの勧めで、大峰山の登山口まで行き、

次の予定地、奈良市内の奈良パークホテルへと向かいました。

今回三度目の利用になります。

4年前に初めて訪れ、去年の夏、そして今年の春。

その目的は、古代食です!

天平時代の貴族の宴で出ていた宮廷料理を再現した「天平の宴」を頂きました。

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この「天平の宴」は、体験型になって居り、

当時の民族衣装を纏った女性(女官)が案内して下さいます。

(因みにこの女官さんは、去年もお世話になりました)

先ず、通される部屋は電気が消されており、小さな灯明一つの明かりだけが灯されています

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当時は、勿論電気がなかったので、夜はこの様な灯明で明かりを灯していたのだとの

説明を受けます。

さて、部屋に入ると大広間があり、各自の席にも簡単な民族衣装が用意されています。

それを着て席に落ち着くと、語り部の登場です。

当時の食事の様子や、木簡の説明や当時のお箸の話し等のお話をして下さいます・・・が、

写真の木簡とお箸の話は、今回ありませんでした。

お忘れになったのか、三回目なので端折られたのか・・・不明です。

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さて、お品書きに沿って料理が運ばれてきます。

同時に、電気が灯されます。

最初に説明を受けるのが、塩梅(あんばい)です。

当時の調味料で、一番手前の三つのお皿、右から醤(ひしお〔お味噌〕)、お酢、塩です。

当時は、この三種類の調味料だけで、お砂糖はなかったそうです。

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そして、右奥の中位の高台に乗っているのが、

有名な「蘇(そ)」です。お味は、生キャラメルのお砂糖抜きのような感じです。

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見にくいですが、お品書きです。

さて、前菜の後はお肉やお魚そしてお野菜の料理が色々登場します。

それらの中の一つ、強飯(こわいい)という、黒米を使ったご飯。

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レディの私でも、一口で食べられる量です!

 

そして、お吸い物ですが・・・

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最初から、味付けがしてありませんから、

手前のお塩を使って、自分で味付けをして頂きます。

最期に、唐菓子(からがし〔デザート〕)は、

餢飳(ぶと〔白〕)、環餅(まがり〔焦げ茶〕)、索餅(むぎなわ〔茶〕)で、

全て、お砂糖は使用されていません。(当時はありませんでしたから)

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ここで、全ての料理をご紹介するのは無理なので、

興味のある方は、是非体験してみて下さい。

記念写真と「蘇(そ)」のお土産付きです。

癖になると、また体験したくなります。

また、行くかも~♪

経理 銭ば婆小林

 

2018.07.23 Monday