NewsletterNo.23 令和7年夏号をお届けいたします
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NewsletterNo.23 令和7年夏号
全国的に梅雨入りし、京都市内でも蒸し蒸し・ジメジメと鬱陶しい日が多くなってまいりました。
皆様がお住まいの地域はいかがですか。
京都ではまもなく祇園祭シーズンに入りますが、例年通り山鉾巡行あたりで今年も梅雨明けとなるのでしょうか…
さて今回のNewsletterの内容は、こちらです。
◆創業110年「片山文三郎商店」の京町家店舗を改修工事中
◆“二人時間を楽しむ世帯”のためのコンパクトな高性能住宅を新築中
◆左京区の第二期新築工事が始まりました
◆体感会開催中/南丹市日吉町の平屋
◆不動産物件情報紹介
◆『 We Love home. フェア 2025春 』 只今開催中!
◆相続相談のご案内『直接会えない借地人Aさん』
ぜひご覧ください!
◆創業110年「片山文三郎商店」の京町家店舗を改修工事中(令和7年2月~/中京区)
片山文三郎商店は、1915年(大正4年)、京都烏丸で「京鹿の子絞り」専門の呉服製造業として創業した絞り染めの専門店。
その初代が、材にも意匠にもこだわり抜き、昭和10年(1935年)に建築された、築90年の表屋造、本二階建の店舗を現在改修工事中です。
こちらの建物は、京都市の「京町家」「歴史的風致形成建造物」に指定されています。
今回の改修工事では、構造の歪みを直しながら、桟瓦への葺き替えによる屋根の軽量化、土壁や伝統的な金物の追加による耐震補強、さらに既存の素材を活かしながらの内装改修工事等を行い、次の100年に向けた新たな店舗へと生まれ変わらせます。
リニューアルオープンに向け、昔ながらの匠の技と新しい知見を活用しながら工事を進めて参ります。
■ 片山文三郎商店:https://www.bunzaburo.com
■改修工事の様子や現場で見つけた気になるモノを当社のInstagramでも公開中!
https://www.instagram.com/kobayashi_koumuten
◆“二人時間を楽しむ世帯”のためのコンパクトな高性能住宅を新築中(令和7年2月~/上京区)
京都市上京区内、古くからの町並みが残る落ち着いた住宅街で、敷地面積約87.2㎡/約26.4坪、木造2階建て、延べ面積約84.5㎡/約25.6坪のコンパクトな高性能住宅を新築中です。
建築主は60代のご夫婦で、すでにお子様たちが独立し、これからお二人だけで暮らす住まいとして計画をスタートされました。初めはご実家をリフォームして活用することを検討しておられましたが、耐震性・断熱性・気密性の確保の難しさから、建て替えることに決定。規格住宅をベースに、あえて延べ面積を抑えた、シンプルな間取りの高性能住宅を新築することとなりました。
計画建物の耐震性能は「耐震等級3」、断熱性能は「断熱等級6」(UA値は0.41)を実現。さらに、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の導入により「エネルギーの見える化と効率的な運用」、環境負荷の低減を図るために「GX型補助金対象住宅」仕様とするなど、これからの時代にふさわしい、快適かつ持続可能な住まいとなっています。
また、少ないエネルギーで快適な空間を実現するため、エアコン2台で全館空調が可能となるようなプランとするとともに、第一種換気システムを導入。外気の温度や湿度の影響を抑えながら、常に新鮮な空気を取り入れ、室内の温熱環境を快適に保つ、高性能な住まいとなっています。
こだわりは性能面だけでなく、間取りや使用する素材にも様々な思いの込められたお住まいとなっていますので、詳細はまた改めて紹介させていただきます。
8月のお引渡しに向け、引き続き細心の注意を払いながら工事を進めさせていただきます。
◆左京区の第二期新築工事が始まりました(令和7年2月~/左京区)
左京区で令和6年1月に完成した第一期新築工事に続き、その西に隣接する敷地で第二期工事が始まりました。
今期の建物は、敷地の高低差を生かした設計となっており、WRC造(壁式鉄筋コンクリート造)の地下1 階(床面積約160㎡/約48坪)と、木造の地上1階(床面積約75㎡/約22.6坪)の平屋を組み合わせた建築計画となっています。
第一期工事完了後、行政の各種手続きを経て、今年の2月からようやく着工した第二期工事。現在は地下部分を工事中で、年内の完成を予定しています。
どのような仕上がりになるのか、今からとても楽しみです。
◆体験会開催中/小林工務店の高性能基準を是非ご体感ください!<南丹市日吉の平屋>
≪南丹市日吉町の平屋≫は、1年を通して小屋裏と床下のエアコン2台で快適に暮らすことができる高気密高断熱性能(HEAT20 G3グレード/C値0.17)を備えた当社の「実証実験住宅」です。 ここでは毎月体感会を開催中。小林工務店が新築標準性能として掲げる「HEAT20 G3グレード」の快適さを是非ご体感ください。 四季折々の豊かな自然とともに皆様のご来場をお待ちしております。
(イベント情報・参加申し込みはこちらから→ イベント情報 )
◆物件情報紹介 (令和7年6月16日現在)
ご興味ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。
【イーグルコート京都六角雅心庵】
◆直接会えない借地人Aさん
(「知って得する REPORT ~知って納得・活かして幸せ~」№76/(株)財産ドック発行 より抜粋)
『毎月地代は振り込まれているが借地人のAさんとはほとんど面識がありません』 『親の代から貸している土地で、自分は近くに住んでいないし、 そろそろ資産の整理をしたいのですが連絡も全然取れない方でどうすれば良いのでしょうか・・』 というご相談がありました。
【親の代から土地を貸していて、自分の代ではほとんどお会いしたことがない借地人】
当該土地の契約内容を見てみると、地代も契約当初からほとんど変わっておらず、年間の固定資産税を支払うとほとんど手残りがない状況でした。
また、底地は相続財産として評価されますので、ほとんど実入りの無い土地に対しても相続の心配をしなければなりません。
さらにお話を伺っていくと、借地人Aさんはそこで自宅兼賃貸アパートを所有されており、アパートの築年数も50年に近いこと、Aさんも高齢になっており、借地人側もいつ相続が発生してもおかしくない状況である事が判明致しました。
【地代の値上げのお願いからスタート】
当該土地は、固定資産税が年々上昇する中で、20年以上地代の値上げが出来なかった土地でしたので、まずは今回、お話し合いのきっかけとして改めて状況を整理した内容と地代値上げのお願いのお手紙をAさんにお送りしました。
【借地の買戻しor底地を買い取ってもらう】
底地人さんとしては、これまで何十年もこの借地の対応に悩んでいた事、ご自身の相続を考えて早めに結論を出したいというご希望でした。
その為、お手紙のご返事が戻ってきたタイミングで「借地の買戻し」と「底地を買取り」に関して弊社 にてご提案書を作成して借地人Aさんにお渡しさせて頂きました。
結果としては、Aさんもご高齢でしたのでご家族とお話合いをして頂き、ご子息から底地を買い取り たいというご連絡を頂く事が出来ました。金額も当事者間で売買するうえで、双方妥当だと思って頂ける金額を算出しておりましたので金額面でもスムーズにお話が進み、無事数か月で解決する事が出来ました。
最近の借地・底地問題は、親御さんの代から引き継いでいるケースも増えてきており、また地主さんの自宅と底地が離れていると借地人と面識がない場合も出てきております。時間の経過とともに、権利関係が複雑になっていきますので、早め早めの対策が重要です。
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