NewsletterNo.25 令和7年冬号をお届けいたします
NewsletterNo.25 令和7年冬号
今年も残すところわずかとなってまいりました。
京都市内では、先日まで美しい紅葉が街を彩っていましたが、ここ数日で一気に冬の寒さが訪れています。
最低気温は連日5度を下回り、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
皆さまがお住まいの地域はいかがでしょうか?冬の訪れを感じる瞬間はありましたか?
今年最後となるNewsletter「冬」号では、以下の内容をお届けします。
◆中信ビジネスフェア2025に出展いたしました
◆ただいま2棟の高性能住宅を新築中
◆断熱等級6の性能を実際に体感してみませんか!(完成見学会のご案内)
◆ウィーン工科大学名誉教授 Wolfgang Winter(ヴォルフガング・ヴィンター)博士がご来訪
◆不動産物件情報紹介
◆年末年始は相続を考えるきっかけにしましょう。
ぜひご覧ください!
◆中信ビジネスフェア2025に出展いたしました(令和7年10月)
10月8日・9日の二日間、京都市伏見区の京都パルスプラザで開催された『中信ビジネスフェア2025』に、小林工務店もブースを出展いたしました。
今回の展示テーマは、「小林工務店の手しごと」。
私たちが日々大切にしている“手しごと”の魅力を、前号でご紹介した「片山文三郎商店・京町家店舗改修工事」の現場写真や資料を通じてお伝えしました。
伝統的な技術と職人のこだわりが詰まった施工の様子は、多くの来場者の方々の足を止め、熱心にご覧いただく姿が見られました。
会場では「丁寧な仕事ぶりが伝わってきた」「職人技に感心した」といった声も寄せられ、弊社の取り組みを広く知っていただく貴重な機会となりました。
◆ ただいま2棟の高性能住宅を新築中 (京都市左京区 & 宇治市)
1棟目は京都市左京区内で令和7年7月から新築工事中の、延べ面積約126㎡(約38坪)の木造2階建て住宅です。HEAT20のG3グレード/断熱等級7をクリアする高気密・高断熱仕様となっています。
先日実施した気密測定では、住宅の気密性能を表すC値(相当隙間面積)※が「0.19㎠/㎡」という結果でした。延べ床面積約126㎡に対して、床・壁・天井の隙間をすべて集めても約23.9㎠(直径約5.5cmの円程度)にしかならず、極めて高い気密性能が確保されていることが確認できました。
※C値とは、住宅の隙間がどれくらいあるかを示す値で、建物の床面積あたりどのくらいのすき間があるかを示します。単位は㎠/㎡で、数値が小さいほど気密性能が高いことを意味します。
2棟目は宇治市内で令和7年9月から新築工事中の、延べ面積約112㎡(約34坪)の木造2階建て住宅です。こちらはHEAT20のG2グレード/断熱等級6をクリアする高気密・高断熱仕様です。
同様に気密測定を行った結果、C値は「0.20㎠/㎡」でした。建物全体に対して約22.4㎠(直径約5.3cmの円程度)の隙間しかなく、こちらも高い気密性能が確保されていることがわかります。
気密性能を一定水準まで高めることは、計画的な換気を実現し、健康的な空気環境の確保や壁体内結露の防止など、さまざまなメリットがあることがわかっています。そのため、確かな施工技術を身につけ、さらに想定通りに施工できたかを測定することは、第三者による技術検証となり、ひいては建築主により良い住まいを提供することにつながると考えています。
今後も細心の注意を払いながら、工事の完成に向けて取り組んで参ります。
◆断熱等級6の性能を実際に体感してみませんか!
断熱等級6の住宅は、冬場でも室温が概ね13℃を下回らないように設計されており、ヒートショックのリスクを軽減し、健康的に暮らせる住環境といえます。
このたびお施主様のご厚意により、令和8年1月末に完成見学会を開催させていただくこととなりました。
寒さの厳しこの時期だからこそ、高気密・高断熱住宅の快適さをぜひご体感ください。
皆様お誘い合わせのうえ、ご参加を心よりおまちしております。
(詳細は決まり次第、弊社HPやSNS等でご案内いたします。)

◆ウィーン工科大学名誉教授 Wolfgang Winter(ヴォルフガング・ヴィンター)博士がご来訪
11月19日、ウィーンからステキなお客様が来訪されました。ウィーン工科大学名誉教授 ヴォルフガング・ヴィンター博士ご夫妻です。
ヴィンター博士は、半世紀にわたりヨーロッパにおける木造建築に係わってきた木構造の第一人者であり、2016年WCTE(世界⽊構造会議)ウィーン⼤会では議⻑もお務めになられました。
今回は、日本の伝統構法による木構造と土壁の補修に関する調査研究のために来日され、客員教授を務めておられる京都大学を通じて当社に案内役の依頼があった次第です。
当日は、現在耐震改修工事中の京町家や、平成27年に耐震改修を行った築450年の鮎茶屋「平野屋」をご覧いただきました。その後、事務所に戻られてからも木組みのモックアップを前に、熱心に質問を交わされました。
ヴィンター博士、短い時間ではございましたが、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
◆物件情報紹介 (令和7年12月10日現在)
ご興味ご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ご紹介ください。
【グリーンルーフ下鴨】

◆年末年始は相続を考えるきっかけにしましょう。
(「知って得する REPORT ~知って納得・活かして幸せ~」№83/(株)財産ドック発行 より抜粋)
2025年も残りわずかとなりました。
大掃除やお正月の準備等、年の瀬はいつにも増してあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。 ただ、そんな忙しい時期ですが、1日だけでもご自身の相続について考えてみる日を作ってみるのは如何でしょうか。もし貴方が亡くなったら・・・
▶配偶者の生活はどうする?
▶駐車場や賃貸物件は誰が引き継ぐ?
▶引き継ぐ物件の情報はちゃんと共有出来ている?
▶今まで自分で確定申告してたけど、配偶者や子ども達は出来る?
▶自分のお葬式はどうしたい?
▶どこの銀行口座を持っているか、家族は知っている? …etc.
【 エンディングノートと遺言書の違い 】
エンディングノートと遺言書は目的が異なります。エンディングノートは気軽に書く事が出来ますが、遺言書は法的拘束力が伴う反面、形式や書式に留意して書く事が必要です。
相続を考えるきっかけとして、まずはエンディングノートを書いてみる事をオススメします。
休むことなく走り続けてきた人生。人が生涯をとじるとき、それを託された家族はときに大変な思いをします。葬儀から始まり、納骨、そして相続の手続き。納税迄の10ヶ月には各種行政への手続き、時には役所へ何度も行くことも。いわゆる後始末は自分ではできません。託された人の負担を少しでも減らすため、人生の振り返りとして整理してみませんか?
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