限られた空間を有効活用する
32坪(106.01㎡) / UA値0.57 / 工期5.5ヶ月
こちらは昭和25年以前に建てられた京町家の部分と、築30年ほどの在来工法の増築部分からなる木造2階建ての建物です。
お客様が気にされていた冬の寒さと離れとこちらの建物を行き来する暮らし方を改善するために、断熱改修に加え1階部分は大きく間取りの変更を行いました。
以前は1階にLDKと縁側、2階にはご主人と弟さんが使用される洋室が2部屋あるのみでしたが、改修後は1階にLDKと水廻りを計画し、
2階に主寝室+ロフト(子ども部屋①)と子ども部屋②を計画することでこちらの建物内で生活を完結させられる間取りとなっています。
LDKの近くに水廻りを設けたり、対面型のキッチンを採用したことで家事効率も高まりました。
お引き渡し後はご夫婦のこだわりの家具や小物も加わり、無垢材の色味がアクセントになったナチュラルモダンな空間が完成しました。
[京都市 令和4年]